ずっとそばにいたのに.......

とても丁寧に愛され、心地良さで緊張が解けて行く。

早く稜が欲しくてたまらなくなる。



「.......いい?」



吐息まじりで、稜が囁く。

頷くと、優しくキスをしながら、ゆっくりと稜が入って来た..........



溶けてしまいそうな感覚に陥りながら、稜を思い続けていた日々を思った。

やっと、稜と一つになれた。

なんて幸せなんだろう。

長い長い片思いは報われて、今、私は稜にこんなに愛されている。

稜と一緒に高みに昇りつめて行くにつれ、心もカラダも全てが浄化され、真っ白な状態に戻って行くような気がした........