嫌いなアイツは前の席【完】




好きな人と想いが繋がるって、凄く幸せな事だよね‥?



「‥‥キス‥してもいい?」



少し熱を帯びた瞳で言った拓真。



「‥‥うん」



私はそっと目を閉じた。



「綾乃可愛い」


その言葉が聞こえた次の瞬間、私の唇に拓真の唇が被さった。