それでも深夜営業の廃止から出きた日の出営業のせいで、朝から泥酔状態の人達で溢れかえっている聞く。
表面上は平和だが問題は蓄積されているようだ。
だから本当は私も辞めてほしかったのだ。
知れば知るほど。
聞けば聞くほど。
歌舞伎町は本当は怖い場所ではないかと思えた。
だから……
傍にいてくれることが物凄く嬉しい。
アイツは私の家庭教師も買って出た。
疲れて果てているはずなのに……
そのパワー。
バイタリティー溢れた行動力は一体何処からくるのだろうか?
でもその講義がキツイ。
卒業は決まったも同然なのに、期末試験で上位を目指させる気らしい。
行為は嬉しい。
でも勉強を見てくれるのは嬉しくない。
だってバカだって解っちゃう。
本当は私は焦っていた。
アイツに知られたくなかったんだ。
この頭の出来の悪さを。
(お母さん。どうしてもっと出来る子に産んでくれなかったの?)
母の背中に向かって視線で八つ当たり。
罰当たりだと解っていても、やはり……
本当に兄貴達兄弟は、揃いも揃って天才だった。
料理だってアイツの方が上手い。
一人暮らしでなれたそうだ。
その上漁師料理の手解きも受けている。
私だってカレーなら出来る。
それでも偶には失敗もする。
ルーを入れたカレーが煮詰まってくると、小さな輪が浮き上がりプチんと弾け飛ぶ。
その跳ねたカレーが皮膚にくっ付き火傷をしたり、盾にした鍋蓋を落としたり……
その度ギャーギャー喚きヒンシュクを買う。
『早とちりと慌てん棒も加わったか? これじゃ、俺の奥さん無敵になるばかりだな。その上におっちょこちょいのお転婆さん』
アイツはそう言って私をからかって笑うんだ。
でも……
幸せだった。
最高に幸せだった。
幸せ過ぎて涙になる。
アイツは私を本当に愛してくれた。
本気で尽くしてくれる。
私にそんな価値のないことは解っている。
それでも、嬉しいんだ。
アイツと一緒に居られることが。
その上、家庭を一番に考えてくれて、家族を大切にしてくれる。
私にとって大事な家族を……
だから怖い。
その優しさが怖い。
怖くて怖くて仕方ない。
人魚姫のように泡となって消えてしまいそうで……
全ては私だけの夢物語のようで……
表面上は平和だが問題は蓄積されているようだ。
だから本当は私も辞めてほしかったのだ。
知れば知るほど。
聞けば聞くほど。
歌舞伎町は本当は怖い場所ではないかと思えた。
だから……
傍にいてくれることが物凄く嬉しい。
アイツは私の家庭教師も買って出た。
疲れて果てているはずなのに……
そのパワー。
バイタリティー溢れた行動力は一体何処からくるのだろうか?
でもその講義がキツイ。
卒業は決まったも同然なのに、期末試験で上位を目指させる気らしい。
行為は嬉しい。
でも勉強を見てくれるのは嬉しくない。
だってバカだって解っちゃう。
本当は私は焦っていた。
アイツに知られたくなかったんだ。
この頭の出来の悪さを。
(お母さん。どうしてもっと出来る子に産んでくれなかったの?)
母の背中に向かって視線で八つ当たり。
罰当たりだと解っていても、やはり……
本当に兄貴達兄弟は、揃いも揃って天才だった。
料理だってアイツの方が上手い。
一人暮らしでなれたそうだ。
その上漁師料理の手解きも受けている。
私だってカレーなら出来る。
それでも偶には失敗もする。
ルーを入れたカレーが煮詰まってくると、小さな輪が浮き上がりプチんと弾け飛ぶ。
その跳ねたカレーが皮膚にくっ付き火傷をしたり、盾にした鍋蓋を落としたり……
その度ギャーギャー喚きヒンシュクを買う。
『早とちりと慌てん棒も加わったか? これじゃ、俺の奥さん無敵になるばかりだな。その上におっちょこちょいのお転婆さん』
アイツはそう言って私をからかって笑うんだ。
でも……
幸せだった。
最高に幸せだった。
幸せ過ぎて涙になる。
アイツは私を本当に愛してくれた。
本気で尽くしてくれる。
私にそんな価値のないことは解っている。
それでも、嬉しいんだ。
アイツと一緒に居られることが。
その上、家庭を一番に考えてくれて、家族を大切にしてくれる。
私にとって大事な家族を……
だから怖い。
その優しさが怖い。
怖くて怖くて仕方ない。
人魚姫のように泡となって消えてしまいそうで……
全ては私だけの夢物語のようで……


