トン、トン、トン、トン、だんだん北高に近づいていく、北高についた「ゴクリ」 私は息をのむ、 前を見て ボードを見ると、 「1136」 という番号が乗っていた、私の手元にある受験番号は「1136」・・・。 「やったぁ受かった!合格した」私はその場で叫んでしまった。 横にいた真希も私と同じく叫んでいた、真希と私は目を合わせて「受かった」といった、私達はその場で親に連絡、そして2人で合格祝いにカフェでも行こうと、歩いていると何か少しのどが渇いた「真希ちょっと先にいっててコーヒー買ってくる」「うん」 私は自動販売機に向かった。ふと下をむくと、受験表が落ちていた、どうやら間宮結城ってゆう人のものらしい、私達にとって、その受験表はとても大事な物なのだ。 受かっていても、その受験表が無いと、北高にははいれない。そこで私は思った。 「とどけてあげよう」 私はその受験表に書いている住所に訪ねると、若い男の人が出てきた、顔を見ると、今日の朝目を奪われたあの人が出てきた「はい…。何か用ですか。」 「あのぉ受験表が落ちてたんで届けたんですけど・・・。」「えっ!!ありがとうございます僕探してたんですよ。本当すいません。」
それがあの人との初めての出会いだった。