サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?


魔王の娘なんて。

なんの冗談?


本当に。




「では契約しましょうか。」


「…………はい。」


「いい子ですね。七海」



こんなやつに、七海なんて…………。
吐き気がする……。




「じゃあ、まず手始めに……。」




首筋に触れる目の前の男の手。



「この噛み跡、全部ぐちゃぐちゃにして消してあげます。」