「七海、七海……!!」


「ん、夜月…………?」



目を覚ますと辺りは真っ暗だった。


文化祭二日目も終わってしまったみたい。



「んっ…………」


ダルい。体を起こそうとしているのに起き上がれない。

「ホントに悪い……。吸うつもりなんてなかった。」

「気にしないで。飲めっていったのは私だし。」



夜月は、噛み跡にそっとキスと落とした。