サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?


ー文化祭二日目ー

「七海ー、そろそろミスコン準備するよー」

「はーい、皇待ってー」


そう、ミスコン。

豪華なお食事券のかかった。


「衣装は……、そのメイド服っと」

「ホントにこれで出るの……?」

「うん、トーゼン!宣伝にもなるし!」


ハズイ……。
こんなんで……みんなの前に出るとか……。


「あ、自己紹介文はテキトーに七海っぽく書いたから。ホラ。」

「ん、……ホントに私っぽい」


くすっと笑って皇を見る。
随分分かられてるなぁ、私のこと。


「さ、そろそろ出番だよ!頑張っておいで!」


皇に背中を押されてでる。