メイトさんたちを部屋から出したレンさんは私に向き直った。


「単刀直入に聞きます。七海さん、シュンのこと、愛していますか?」
「愛……っ!?」
「えぇ。」

友達としては、好き。
けど、異性としては……


「分かりません……。」
「そう、ですか。」


「では七海さん、私と「七海!」

レンさんの言葉を遮って夜月が飛び込んできた。



「夜月!?」



肩で息をする夜月に駆け寄る。


「シュン……、貴方という人は……!」


静かに殺気を出すレンさん。
どうしたんだろうか。