元治元年10月20日


この日新撰組は幕府より蛤御門の戦功により恩賜を受けた。


江戸から土方達も戻って来た。


土「これで軍備を整えようと思う。」


近「あぁ。任せる。」


山「私もお手伝いします。」


幹部達は副長室に集まっていた。


土「それから、新しい隊編成を考えた。隊士も増えたことだしな。」



山南は編成の書かれた紙を広げた。



【局長近藤勇

副長
土方歳三
山南啓介

副長助勤
一番隊 沖田総司
二番隊 永倉新八
三番隊 斉藤一
四番隊 松原忠司
五番隊 武田観柳斎
六番隊 井上源三郎
七番隊 谷三十郎
八番隊 藤堂平助
九番隊 三木三郎
十番隊 原田左之助

監察方
山崎烝
篠原泰之進
新井忠雄
服部武雄
芦屋昇
吉村貫一郎
尾形俊太郎

勘定方河合耆三郎
尾関弥四郎
酒井兵庫
岸島芳太郎】



土「どう思う?」


総「かっこいいですね‼僕一番隊だって‼
永倉さんは二番か〜勝った♪」


山「異論はありませんか?」


新「良いと思う。」


左「なんかかっこいいなぁ〜!」


満足そうに土方は見回した。


土「この隊編成でいく。それぞれの組長のしたに隊士を振り分ける。」



総「凛は?」


土「山南さんとも話したんだが、凛は体調のこともある。暫くは俺らと共に御上との交渉事に関わってもらう。それから平助‼お前にも引き続き薩摩との交渉事に携わってもらう。」


平「承知しました。」







天下へ向けて...新撰組は動き出した。