誠につもる白雪かな

なぜか始まった盆踊り大会(?)に平助も加わり、山南が観賞ながら手拍子を打ち、斎藤も珍しく柱に寄りかかりながら笑っていた。


凛「月が出た出たぁ〜月が出たぁ〜♪」


左「ヨイヨイ〜」


凛「三池炭坑のぉ〜上に出たぁ〜
あまり煙突がぁ〜高いのでぇ〜
さぞやお月さん〜けむたかろ〜♪」


総「サノヨイヨイ‼」


凛「あなたがその気でぇ〜云うのならぁ〜」


平「ヨイヨイ♪」


凛「思い切りますぅ〜別れますぅ〜
もとの娘のぉ〜十八にぃ〜
返してくれたらぁ〜別れますぅ〜」


新「サノヨイヨイ!」


皆が踊り盛り上がる中、山南と斎藤は笑いながら話していた。


山「凛さんは歌も上手いんですね。」


斎「あぁ。あいつの歌初めて聞いたな。」


総「あははは‼ちょっと左之さんてば、やめて下さいよ‼あはははは!お腹よじれる‼あはは‼」


一人わけの分からない動きをする左之助を見て涙を浮かべながらヒーヒー言っている沖田。


凛「いいねぇ〜楽しいね〜‼」


平「他の曲もやろうよ‼」


新「夏は盆踊りだなっ‼」