誠につもる白雪かな

ー副長室ー


土「悪いな、わざわざ呼びつけて。凛身体はいいのか?」


凛「お陰様で!」


土「そうか。」


その時天井から山崎が現れた。



丞「副長!」


山崎は土方に耳打ちすると脇に控えた。



土「分かった。よく調べたな。あー、お前ら悪かったな。で、なんだ?」


凛「まずは早急になすべきことを。坂本龍馬と言う人物をご存知ですか。」


すると土方と山崎は驚いた顔をする。


丞「いま、ちょうどそれを報告しに来たんや。」


凛「そうですか。」


土「なにやら怪しい動きをしてるらしい。」


凛「早急に定宿を調べて斬りましょう。」


土「なぜ?」


凛「坂本は、長州と薩摩を結ばせ幕府を倒すつもりです。」


土「まさか!」


山「残念ながら事実です。薩摩と長州は手を結び徳川の世を終わらせるつもりらしい。」


凛に目を向けると凛は頷いた。


丞「で、どないしたらええんや?定宿調べたらええんか?」


凛「寺田屋もしくは近江屋にいるはず。山崎さんお願いします。」


丞「任しとき!すぐ戻ります。」


そう言って天井裏に消えた。



土「凛、単刀直入に聞くがお前どうするつもりだ?平助を江戸にやらない理由もなんかあるのか?」



さすが副長だ。見極める力が鋭い。



凛「まぁ、色々不都合が。」


土「そうか。」


再び煙管を燻らせると凛を見た。


土「これからどうすりゃいい?」