誠につもる白雪かな

蔵の外では待っていた平助と左之助が座っていた。


平「まだだめ?」


土「あぁ...」


左「凛ちゃんは?」


土「なかだ。」


左「大丈夫なのかよ?」


土「ふっ...」


すると土方は笑みを浮かべる。


土「あいつはこういう時...俺より鬼だぜ?あいつの敵にだけはなりたくないな。」


土方は平助に釘とろうそくを頼み、
監察へと指令を出した。



平「持って来たけどどうすんの?」


土「あぁ。いいか、叫び声が聞こえても絶対入るな。」


左「っ...わかった。」


土方が蔵へ入って行ったのを見ていた二人は冷や汗を浮かべながら顔を見合わせた。