「んにゃああぁぁぁぁ?!?!」
「うわあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「あらあらあらあらあら!!!」
3人で叫んだ後、お母さんは、
『着替えたら2人でリビングに来なさい。』
と言葉を残して部屋を出て行ってしまった。
私はこんな格好を見られた事も恥ずかしかったけれど、もしかしたらナオのお母さんに嫌われたかもしれないという不安でいっぱいだった。
ふたりで慌てて着替えた後、ナオに、
『お母さんに嫌われたかも…。どうしよう。』
と話したら、ナオは、
『それはないから大丈夫。』
と言って私の頭をポンポンとした後に、
『リビング行こう。』
と、私の手を引いた。
リビングに行くと、ソファーにお母さんだけが座っていた。
お父さんはまだ帰っていないようだ。
テーブルを挟んだ向かい側のソファーに、私とナオが座った。
すると、お母さんは何も言わずに私とナオの前に、1つずつ小さな茶色い紙袋を差し出した。
多分、開けなさいって意味なのかな?と、私とナオは互いに紙袋を開けてみると…
「こっ…こっ…コレハ…。」
と、慌てふためく私。
「…はぁ…母さん。」
溜め息をつきながら項垂れるナオ。
紙袋の中身は”コンドーム”だった…

