恋に恋して、君に恋する


「………え?」

廊下にいるほぼ全員が息を飲んだ。

さっきの地味目女子生徒、取り巻きの群団、牧ナントカ君。


「センパーイ。昔お母さんに"人のものはとっちゃダメ"って教わりません出したー?」

「あんたっ!!何すんのよ!!ビショビショじゃない!!」

「人のものをとるほど水が欲しかったっぽいので、水をあげたんですよ?感謝してください。」

女が悔しそうに唇をかんだあと

回りの空気が緊張してるなぁ、とか
早く帰りたくなってきたなぁ、とか
もう迎えきたかなー?、とか

バカっぽいことを考えていた。