ガキのころ、 親とイタリアにいったことがあった。 そこで会った奴。 名前も、年も、どこに住んでるのかさえ知らない。 でも、俺は確かに。 ガキながらに、ソイツに惚れた。 いま思えば、すっげぇませてる。 でも、それをいまでも信じてる俺は重症だ。 ――――― ……… ――――― ………