今日の夢のことはさすがに気が引けるから言えない・・・ だから 「ううん、なんでもないよ!」 って適当に流した。 「ふーん」 特に気にならなかったのか愛菜はそれ以上聞いてこなかった。 「ってゆうかさっきなんの話してたの?」 「あっ!そうそう、実はね・・・」 そう言ってなぜか異様に間をあける愛菜。 「うちのクラスに転校生がくるんだって! しーかーもー超イケメンだって!」 久しぶりにこんなに興奮している愛菜を見た。