キミだけ。


 本当に危ないと思った私は、一目散に準備して学校に向かった。


 『あーもう!家に帰ってきたら絶対聞くから!』

  最後にそう言い残して私は学校まで送ってもらう車に乗る。


 『運転手さん。おはようございます!スミマセン。今日は急ぎで。』


 すると、

  「お嬢様。おはようございます。遅刻寸前ですね。急ぎます!」

  (ホントスミマセン!)と心の中で言いながら、

   『お願いします!』

  
  車は学校へ向かってすごいスピードで行く。

 
 

 この運転手さんとは、まだ出会ってから一週間しかたっていないけど、穏やかな人ですぐ打ち解けられた。

ベテランなだけあっていくら早いスピードで走っていても安全運転で安心できる運転だからからすごくびっくりする。

 
 こんなことを考えている間にも、

  「お嬢さま、もう少しでつきます。降りる準備を。」

  『あ、はい。』


 窓からはもうすぐ止まる学校の門が。


  車が止まるまであと少し。