やばっ!
すっごく、嬉しい!

まさか、委員ちょーが私の名前覚えててくれたなんて…

まさか、私のこと興味出た?!


「そりゃ、こんな変わった名前すぐ
覚えられるよ。
それより、また校則やぶってる。」


はぁーーー
そういうことかー…

確かに変わった名前だけどさー
私だって、好きでこの名前になったやんじゃないしー!


でも、私の名前 覚えてもらえたことは確かだよねー!!


「校則やぶって、何が悪いんですかぁ?
瑠宇は好きな事してるだけですよ?」


校則をやぶるのがいけないことなんて
思ったことがなかった。


「はぁー…ほんと、だめだなー…
瀬雪 瑠宇、今日放課後 会議室に来い。
その時に説教をする。」


えっ!
放課後ふたりっきりで…?!

嬉しさと驚きが混ざってしまった。

顔が一気に熱くなる。

「何か、用事があるのか?」


…実は今日は合コン。


でもでもー、委員ちょーからのお誘いだしー

「な、何もないです~!!」


委員ちょーの言葉に慌てて「何もない」って言っちゃった…。

「なら、ちゃんと来るように」


「はぁ~い」


ま!
合コンなんていつでも行けるか!