最愛~あなただけが~

「うん。183ある。
 都築さんも、女性では高い方なんじゃないの?」

 私が目を逸らしたことはまるで気にしない素振りで、鷹野さんはそう言った。

「166あります。」

 160くらいで止まれば良かったのに。と、私は付け加える。

「高くていいんじゃない?
 モデルみたいで美人だし。」


「あ、もしかして採用の決め手は鷹野さんの好みですか?ヤッタ♪」

 鷹野さんを見上げて、私はニヒッと笑ってみせた。
 照れ隠しでつい茶化してしまう。


「・・・ぶっ。」


 鷹野さんがふき出した。


「なに?都築さんって、そういうキャラ?」

 鷹野さんが笑う。
 鷹野さんが笑ってくれるのが嬉しくて、胸がキュンとなった。

 

 鷹野さん、お願いです。
 そんなふうに笑わないでください。

 特別な意味なんてない笑顔だとしても、私、私・・・・・