最愛~あなただけが~

『お待たせしました。鷹野です。
 着いた?』

「はい。着きました。」

『じゃあ、待ってて。すぐ降りるから。』


 電話を切って、少し待ったら駐車場に鷹野さんが現れた。



 鷹野さん・・・


 グレー系のストライプのネクタイ、素敵です。


「おはよう。今日から宜しくね。」

「おはようございます。
 どうぞ宜しくお願いします。」

 私は、ぺこりと頭を下げる。

「会社の従業員用の駐車場まで案内するけど、わかりにくい場所だからオレが運転しても大丈夫?」

「はい。」


 私の返事に、じゃあ。と、鷹野さんが運転席に乗り込んで、私は助手席に座った。