最愛~あなただけが~

「・・・オレが昨日、どんな思いで都築さん置いて帰ったと思う?」

 私の髪を撫でる、鷹野さんの大きな手。

「・・・・・」

 私は布団から少し顔を出して、鷹野さんを見た。


「都築さんが起きた時、オレがいなかったらきっと傷つくと思ったら、苦しくて堪らなかったよ。」

 鷹野さんも、とても切なそうな目をしている。


「・・・寂しかった?」

 鷹野さんにそう聞かれて、私の視界が涙でゆらゆら揺れた。

 泣いたりしたら、バレてしまう。
 すごく、寂しかったって・・・


 私は、涙を見られないように再び布団を被った。