最愛~あなただけが~

「都築さん。」

 鷹野さんが、ソファーから立ち上がってベッドに腰掛けた。

 ギッ。と、ベッドのスプリングが軋む。


「・・・私、今日、朝から面接に行こうとしてたんです。
 薬志堂を辞めて、鷹野さんから離れようと思ってました。」

「なんだって!?」

 鷹野さんは、驚いたようだった。



「・・・でも、行けなかったんです。」

「!?」

 その言葉に、鷹野さんの目が驚きで見開かれる。


「私・・・・・・」

 私は言葉を濁して俯いた。


「いい。何も言わないで。」


 鷹野さんは短く言うと、私のくちびるにキスをした。


 ・・・ほら、また。
 私のカラダを疼かせるキスをする。