最愛~あなただけが~

「ざーんねん。
 すごくソノ気だったのに。」

 鷹野さんは、そう言って私の髪を撫でる。


「アイス買いに行ってくる。
 オレが出てる間に、服、着替えとけよな。
 でも、裸で待っててくれたら遠慮なく続きするけど?」

 ニッ。と、鷹野さんは笑った。

「はっ裸でなんか待ってません!!」

 慌てて反論した私に、ふぅん。と、鷹野さんが面白くなさげに呟いた次の瞬間、胸元にチカッと痛みが走った。


「高熱の病人に無理強いするほど狼じゃないけど、今日はお預けくらったから、それ、次回の予約。」

 鷹野さんは、その部分をなぞるように人差し指でマル印を描く。


「じゃ、ちょっと出てくる。
 もし急に具合悪くなったら、すぐに電話しろよな。」


 が。
 一旦部屋から出た鷹野さんがすぐに戻って来た。