最愛~あなただけが~

 鷹野さんは、ベッドに私を寝かせると、荷物をベッド横のテーブルに置いた。

「ありがとうございました。
 ・・・重かったでしょ?」

「うん。もー腕折れそう。」

 鷹野さんは、上腕をさすってみせる。


「それはそれは。
 どーもご迷惑おかけしました。」

 そう言ってむくれた私を見て、鷹野さんがふき出した。

「うっそ。重くないよ。
 予想してたより軽くて驚いた。」


 ちゃんと寝とけよ。と、立ち去ろうとした鷹野さん。



「・・・・・!」



 私は、鷹野さんのジャケットを、反射的に掴んでいた。