最愛~あなただけが~

 時計の針は、17時20分を指している。
 倒れてから、随分眠ってたんだ・・・




 携帯を見ると、木根さんからメールが入っていた。


『都築チャン、気がついたー?
 トイレから戻らないから見に行ってみたら階段に倒れてるんだもん。
 ビックリしたよ!
 鷹野部長が、倒れてた都築チャンをお姫様抱っこして車に乗せて病院まで連れて行ってくれたんだよ♪
 カッコ良かったんだからぁ~☆
 携帯でムービー撮っときゃ良かったわ。

 熱が下がるまで無理しちゃダメだからね。
 お大事に。』


 鷹野さんが・・・

 そうだったんだ。意識がなくて残念。



 ふーーーっ・・・。と、深く溜め息をついて額に手を当てると、
 自分でも驚くほど熱かった。