最愛~あなただけが~

「あれ?2時間くらい遅刻するんじゃなかった?」

 就業開始時刻に間に合って出勤した私に木根さんが言った。


「うん。でも、もう遅れる必要なくなったから。」

 私はそう返す。


「おはよう。」


 振り返ると、鷹野さんが立っていた。



「おはようございます。
 熱、下がりました?」

 そう聞いた私に、鷹野さんは、やっとね。と、微笑む。

 鷹野さん、なんだか少しだけ痩せたみたい。


「都築さんは大丈夫?」

「・・・えっ。」


 熱のある鷹野さんと、キス、したから・・・・・



 顔がかぁぁ~っと赤くなる。