最愛~あなただけが~

(・・・熱い!?)



 普通じゃないくちびるの熱さに、私はすかさず鷹野さんの額に、自分の手のひらを当てる。


「鷹野さん!
 熱があるんじゃないですか!?」

「・・・かもな。
 キスしたりして、感染ったらゴメン。」

 鷹野さんは笑って茶化した。


 ・・・けど、鷹野さんとのキスで感染される風邪なら、いいかも。


「戻るか。
 あんまり長居すると怪しまれそうだし。」

「はい・・・」



 頭がぼぅっとする。


 私の思考回路は、完全に鷹野さんに支配されてしまった。


 ダメだと思っていたのに、どうしてあんな素直に鷹野さんのキスを受け入れてしまったんだろう・・・