最愛~あなただけが~

「上がれよ。」

「うん。」


 佳に促されて、私は座敷に上がった。


「何か飲まれます?」

 佳の向かいに座っている女性が、私にメニュー表を取ってくれた。


「ありがとうございます。」

 私は、それを受け取る。



 明日に残らないように、カクテルにしておこうかな。


 店員さんを呼び、マンゴー味のカクテルを注文した。
 ここで焼酎のロックなんて注文したら、後で佳に怒られそうだし。