最愛~あなただけが~

 2階の部屋の前で待っていたら、3階から私と同じくらいの年齢の女性が降りてきた。

「鷹野が電話中ですので、中へどうぞ。」

 感じのいい、小柄な女性。

 もし採用されたら、一緒に働くことになるのかな。


 通された部屋は、ミーティングルームのようだった。



「すぐに鷹野が来ますので、お掛けになってお待ちください。」

「はい。ありがとうございます。」


 女性が立ち去ってから、私はもう一度大きく深呼吸した。




 ドキドキしっぱなし。
 落ち着くことを忘れた、私の心臓。



 そして、コツコツと足音が聞こえてドアが開いた。