最愛~あなただけが~

「・・・よしっ!ピッタシかんかん♪」


 電卓をたたいて、各クレジット会社別の合計と、入金予定額が一致したのを何度も確認。

 時計の針は、もう20時を回っていた。


「鷹野さん、お待たせしました。」

 プリントアウトした一覧表を鷹野さんに差し出す。


「ありがとう。
 残業させちゃって、ごめんな。」

 私は、いえ。と、首を振った。


「・・・・・」

 一覧表をチェックしていた鷹野さんが、不意に私を見た。

「都築さん、今の状態、きついんじゃないか?
 入社してから、ほとんど毎日残業してるし、土曜日も出てきてるよな?
 ずいぶん痩せたみたいだし。
 昼休み、ちゃんと取れてる?」


 私を心配そうに見つめる、優しい瞳。