最愛~あなただけが~

「都築さん、ごめん。
 クレジットの入金予定額、今日中に出せる?」

「えぇっ!?今日中にですか?」

 鷹野さんの言葉に、私はオーバーなくらい大声を上げてしまった。

「うん。仕事が溜まってるのはわかってて頼むけど、資金繰りに必要なんだよ。
 副社長からしつっこく電話がかかってくるからさ。
 頼む!」

 手を合わせる鷹野さん。


 ・・・うわ~。
 クレジットの入金予定額を出すには、各店舗のレシート整理からやらなくちゃ。

「・・・わかりました。
 今日中に提出します。」

「サンキュー!ごめんな。忙しいのに。」

 

 ただでさえ『断らない』性格。
 鷹野さんの頼みじゃ、尚更断れない。


 よし。
 昼休み返上で入力作業をして、午後からは頼まれた仕事に取り掛かろう。