最愛~あなただけが~

「初めまして。林椎歌です。」


 夕方過ぎに帰宅した颯真と共にやって来た颯真の彼女が、ニッコリ微笑んで頭を下げた。

 細身で色白で、大きな目と口元の八重歯がチャーミングなコ。

 離島で仕事をしているとかで、飛行機でこっちまで来たんだそうだ。
 颯真が空港まで迎えに行って、ついさっき都築家に到着。



「へぇ~。椎歌ちゃん、保育士さんなんだ!」

「はい。子どもが大好きなんです。」

「離島で保育士やってて、どうやって颯真と知り合ったの?」

「颯真くんと私の共通の友人の紹介で。」

 みんなでご馳走の並んだテーブルを囲んで、椎歌ちゃんに質問の嵐。


 椎歌ちゃんは私より2学年下で23歳。
 颯真より1つ年上だ。

 保育士というだけあってよく気が利くし明るくて素直で、すぐに私や佳、両親とも打ち解けた。
 こんなコが義妹になるなら、大歓迎よ。私。

 颯真もなかなか女の子を見る目あるじゃーん!