最愛~あなただけが~

「・・・あっ!お父様へのプレゼント、焼酎サーバーとかどうですか?
 私、去年自分の父の誕生日プレゼントに焼酎サーバーあげたら予想以上に喜んでくれたんですよ!」

 このまま鷹野さんの優しい笑顔に見つめられていたら自分がどうかなってしまいそうだったから、私は、わざと明るく言った。

「焼酎サーバーか!
 それ、いいな。
 売場わかる?」

 鷹野さんの表情がパッと輝く。

「和食器売場です。」

「よし。行こう!」



 和食器売場の焼酎サーバーコーナーへ着くと、鷹野さんは私に、選んで。と、言った。

「えっ!?
 鷹野さんのお父様へのプレゼントを私が選ぶわけには・・・」

「あー・・・
 オレ、全然飲めないから焼酎サーバーとか、よくわからないんだ。
 だから、買ったことがある都築さんに選んでもらった方がいいと思って。」

 なんとなく恥ずかしそうに顔を赤くした鷹野さんが可愛くて、私は小さくふき出す。