最愛~あなただけが~

『びっくりした?』

「・・・はい。すごく・・・・・」


 お互い、通話している相手が目の前にいるというのに、まだ携帯で会話していた。


『切ろうか。
 普通に話せる距離だし。』

「あっ、はい。そうですね。」


 プツッ。


 電話を切って顔を見合わせた私と鷹野さんは、ぶぶっ。と、ふき出す。

「私服だし、髪おろしてるから気付き損ねかけて、思わず二度見しちゃったよ。」

 そう言って鷹野さんは笑った。


 そういう鷹野さんも私服だ。
 背が高くて脚が長いから、ジーンズが良く似合っている。


 すごく、かっこいい・・・