「えーっと…どこにあるんだろ…」


私がトイレを探していると
他中の男子生徒が反対側から

歩いて来た。

ドキッ‼



すれ違った瞬間、私の心臓は

いままでにないくらい大きく動いた。

「何だろ…この気持ち…。
じゃなくて!トイレどこ〜?泣」


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「沙羅、遅いよー。」


「…。」



「さ、沙羅?」


「お〜い。」


「あっ!ごめん!」


「顔赤いけど、何かあった?」