「美結ー!明日友達来るから」





『分かった!っては?』







「家かたずけといてね!!」









やっぱりか









『なんでうちなん?』








「いまここにお前しかいないしお前のだぁいちゅきなイケメンが来るんで?」








『あっそ!イケメンかぁ。行っとくけどそんなことでつろうとしても無駄だから』







「じゃあプリ見る?」






『見る!』








「じゃあ待ってて!!」









さっきはあんなそっけないこといってたけど実は気になってた。イケメンのこと
それとうちは高野美結タカノミユちなみに10歳!
今プリ取りに行ってるのが長男の高野竜二タカノリュウジ17歳
うちは4人兄弟なのだ…
次男は高野広貴タカノヒロキ15歳
三男は高野将希タカノショウキ12歳
そして長女で末っ子のうち






「美結ー!持ってきたよ!!」






竜二兄ちゃんは真ん中か
うちは右が好きだな!一番イケメンだし
きっと優しいひとなんだろうな









『うちは右が好きだな!!イケメンだし』






「美結天才!!明日来るやつ一番右のやつ」









明日この人が来るんだ!なんか楽しみ(笑)
でも間近で見たらもっとイケメンなんだろうな~
キュン死するかもっ!







『てか明日来る人の名前は?』






「菊地駿介キクチシュンスケ」








菊地君って言うんだ!どんな人なんだろ?







「美結?」







『何?』









「かたずけくれる?ご褒美に500円あげるけー」









『お金なんかいらない!!しかもかたずけるし…』







「そっか。明日菊地は朝の10時頃来るけーそれまでになるべくきれいににといて!」







『分かった!!じゃあおやすみ』






「おやすみ~」







明日でいいや眠いし…