俺を見た理夜は冷たくて…


胸がズキッと痛む…。



ヤバイ…そう思って、俺は素直に謝った…。



結婚のこともきちんと考えることを約束すると…理夜は案外あっさりと許してくれた。



これからは…理夜のことちゃんと考えなくては…


俺は心を入れ替えた。






だけど…



それから少しして…俺は仕事でミスをした…。


むしゃくしゃして…でも…理夜にはかっこ悪くて言えない…。



俺は迷わずまた…カンナに会いに行ってしまった。



でも…


カンナに愚痴りまくっても…慰めてもらっても…


俺のむしゃくしゃは治まらず…


浴びるように…酒を飲みまくった…。








気がつくと…


俺は知らないベッドで横になっていた。


辺りを見回しても…どこだか分からない…。


誰かの部屋のようだけど…




隣に目をやると…


カンナが気持ち良さそうに寝ている…。