翼の…悲しそうな顔を見るのも辛かった…。

今まで…こんな弱い翼を見たことなかった…。


だから…逃げまくった…。



ズキッっと胸が痛む…。


でも…どんなに時間が経っても…どんなに胸が痛くても…

私にはあの時のことを受け入れる気持ちの余裕はない…。


許せなかった…。




そんな私の今の唯一の支えは…


亮太…。



あの日に届いた…亮太からの手紙だった。