私の頭の中は… あの指輪の事実と…翼とあの女の人の卑猥な会話… そして… 翼の…あの女の人に向ける笑顔… 私に向ける笑顔となんら変わらなくて… それが余計に悔しい… そんなことばかりが…浮かんでは消え…浮かんでは消え… やっとの思いで家に帰ってきた。 精神的に参ってるのにもかかわらず…日課のポスト確認をしている私… そんな私の無意識の行動に気付き…なんだか可笑しくなった…。 ポストを見ると… 一通の手紙……。