『だから…つまり…』



…早く…早く………



次の言葉を聞かせて………



言葉につまる翼に…


私は何度も何度も…心の中で急かした…








『結婚…しないか…?』



やっと出た翼の言葉…



平凡だけど…

ストレートで…

翼らしいプロポーズ…




私には最高のプロポーズだった。




私は嬉しさで…翼を抱き締め…



そして…


『宜しくお願いします。』

と、答えた。




私は本当に幸せの絶頂にいた…。


だって、ずっと…


ずっと…七年間…この時を待っていたんだもん…。











でも…ここからが始まりだった…


私の…


決断のカウントダウンが…