自己紹介

電話にでた母親の声をきき私は号泣してしまった。しばらく何も話さず泣き続けた。母親はただただ何があったの?泣いてちゃわからないでしょ!っと繰り返した。少し落ち着いて私は母親にはなしだした。「うちじゃダメみたい。好きな人いるんだって」それしか言えなかった。母親は心配してとりあえずはやく家にかえっておいでと言って電話を切った。駅から家までの道、自転車にのってずっと泣きながらこいでいた。家についてからは泣かないっと決めていたから……。家の前について涙をふき深呼吸をして家にはいった。わざとあかるく「ただいま」それだけいって2階にあがろうとした時、母親によばれた。今にも泣きそうで、母親の顔は見たくなかった。なんとか涙をこらえ母親の顔をみないようにリビングにいった。冷蔵庫をあけて扉で顔が見えないようにしていたのに、何があったか話しなさいと言われた瞬間、こらえていた涙があふれてしまった。しばらく冷蔵庫の扉で顔を隠して泣いていた。しばらくして母親の顔を見たら泣いていた。それをみた私は余計泣きじゃくった。母親は何も言わず私を抱き締めた…そして声を震わせ「彼のまえで泣かなくてえらかったね」っと言ってくれた。