いつの間にか茜は
私のところに来ていた
「いいじゃん、悠希」
『はぁ!?何いってんの?』
「じゃあ、これから先…喋んない!」
頬を膨らませて~可愛いなぁ…
じゃなくて!!!!
そんなの・・・
『嫌だぁ~』
皆なんかこっち見てるんだけど…
きもい声出した…からかな?
『わかったやるよ!!』
「じゃ決まりだね♪」
茜、後で覚えとけよ・・・
「早速だけど…案内してくれる?」
『チッ分かったよ』
その時、携帯が鳴った
画面を見ると【滝沢ハル】の文字
メールか
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今日、一緒に帰るぞ
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帰るぞって俺様か!
私はすぐに返事した
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ごめんね!?
今日は転校生に学校案内
しないといけないから
帰れないや(;_;)
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そして滝沢の前を
通ろうとしたとき
「彼氏より、そいつを選ぶんだな.」
ヤバイなんか言い返さないと
ストレスたまるわ
私はニッコリして…
『いつも、一緒に帰らない人に言われたくないね♪』
すると彼は
目を見開いたけど
すぐにもとに戻った
