「さーて、大方ショー用の服も出来上がってるし今日はもう帰ろうか。ナオも着替えてきていいわよ。」 ハルカは伸びをしながら言った。 その言葉を待ち望んでいたオレは一目散に準備室に入った。 「ヅラあぢー。スカート脱げるー。あースースーしないっていいなぁ。」 ポイポイと脱いだものを投げる。備え付けの水道でよく顔も洗うことも忘れない。 やっぱりありのままでいるのが1番だ。 そう実感しつつ着替えを終わらせた。