態勢を整えようとしたしるふの動きより先にそっと唇をふさぐ
はじめは触れるだけの
一瞬見つめ合ってからの二度目は、もう少し深く、でも優しく
触れ合う唇に身をゆだねているとそっと力の入る左手
一瞬で絡まる指先は、いつだって優しい
ひんやりと伝わる感覚は、切なさと同時にやるせなさをもたらしてきて
無意識にさらに力を込める
どこにも逃げていかない様に
もうほどけたりしない様に
お互いの存在を感じるようなキスの後、
ゆっくりと見上げてくるブラウンの瞳と見下ろしてくる漆黒の瞳が交わる
聞こえるのはゆっくりとした吐息だけ
今度こそ体制を整えれば、それをよんだように海斗が隙間を作ってくれる
散らばる茶色い髪に気を付けながら肘をつく
乱れた髪をそっと整えてやると
一瞬、微かにブラウンの瞳が震える
海斗に見下ろされるこの瞬間が、海斗を見上げるこの態勢が
何処にも逃げられないこの時が
たまらなく好きだ
はじめは触れるだけの
一瞬見つめ合ってからの二度目は、もう少し深く、でも優しく
触れ合う唇に身をゆだねているとそっと力の入る左手
一瞬で絡まる指先は、いつだって優しい
ひんやりと伝わる感覚は、切なさと同時にやるせなさをもたらしてきて
無意識にさらに力を込める
どこにも逃げていかない様に
もうほどけたりしない様に
お互いの存在を感じるようなキスの後、
ゆっくりと見上げてくるブラウンの瞳と見下ろしてくる漆黒の瞳が交わる
聞こえるのはゆっくりとした吐息だけ
今度こそ体制を整えれば、それをよんだように海斗が隙間を作ってくれる
散らばる茶色い髪に気を付けながら肘をつく
乱れた髪をそっと整えてやると
一瞬、微かにブラウンの瞳が震える
海斗に見下ろされるこの瞬間が、海斗を見上げるこの態勢が
何処にも逃げられないこの時が
たまらなく好きだ

