「あ、そうだ。
 美倉さん。
 あとで化学準備室に
 日誌を届けて
 くれませんか?」


お昼を食べ終えたあと

久遠先生がそう言った。

返事をしようと思ったら、

栞とモノが・・・。


「あー!!何さりげに
 俺の悠月にお願いなんか
 しちゃってるわけぇ?!!
 絶対ダメ!!
 行かなくていいよ悠月!
 俺が守ってやる!!」


「逢坂先生ってほんと
 教師なわけ?(笑)」


「えーと真・・しば・・
 秀吉だっけ?」


「真柴栞だよ!!」


「くるしゅうない!
 ちこう寄れ。
 そちに俺の悠月の
 ボディーガードとしての
 任を命ずる。」


「言葉が適当すぎるよ!(笑)
 そういえば逢坂先生って
 何の担当なの??」


「ん?恋愛担当。」


「へ?」


「屁こいたのか?!!」


「してないよ!!」


「ってか、悠月の声
 聞いたことないんだけど?
 『一至愛してる』って
 言ってみ♪♪
 ほらぁ~はやくぅ~♪」



「やめなさい逢坂先生。」

たまに制止に入る久遠先生。



「悠月の声聞いたこと
 ないんだぁ~?
 ヤーイヤーイ(笑)」


「秀吉一回死んでこい。」


「秀吉はもう死んでるよ!
 私はシ・オ・リ!!」


「お尻、悠月と俺の愛を
 邪魔するんじゃない!!」


「誰がお尻よ!!
 邪魔なのは逢坂先生でしょ!!」


「一至様って呼べ!!」


「話しがズレてますよ。」


そして制止していた

久遠先生まで

なぜか元の話しに

戻そうとする・・・。



いったい何・・・これ。


なんか収集つかなく

なってきてる・・・。