ー高2 秋ー

修学旅行の時期。


私はそれなりに彼氏がいた。


…それなりに好きだった。




それと同時にバイト先のメンバーで
頻繁に呑みに行くようになった。



気になる人がいた。



長く続いた彼女のいた年上の彼。



高知 亮。


「修学旅行のお土産よろしくね!」


「はい、もちろん!!!」


話す口実ができて嬉しかった。
このときからずっと惹かれてたのかな…?