じっとわたしをみつめる陽斗。


そう言えばわたしちゃんと名前言わなかった!


陽斗を見つけたあまりにも嬉しくて抱き着いちゃったんだった。



「わっ、わたしの名前はアオ!!」




「アオ?ふーん…目が青いな。だからか?ぴったりだな」




そう言って少しはにかむ陽斗に少し胸が締め付けられた。


なに、この感じ…。




「で?お前は俺に何か用?」




ほえ?


用って用も何もないよ。


ただ、陽斗に会いたかったから会いに来た。


ただそれだけだよ。