「じゃあ、毎日夕方ここでわたし待ってるからここに来て!わたしとお話しよう!」 撫でられていた手を止められて少し陽斗の顔を見ると 困った様な顔をしていた。 あ、わたし、陽斗を困らせてる… 困らせたいわけじゃないのに… ただ、恩返しがしたくて、 陽斗の笑顔が見たくって、 ただ、陽斗とお話がしたくて わたしは人間になったのに…。