「もしもし美里?急にどうしたの?」

 「もしもし。蝶蘭幹部桜さんですね?」

っえ。美里じゃない。しかも男で、私の名前を

しっている。幹部ってこともだ。

 「お前は誰だ。美里はどうした。」

俺は声を低くして言った。
〔怒った時は、俺って言います。〕

 「まあまあそんな怒んないでくださいよ。」

 「ふざけんな!美里は無事なのか!?」

 「10分間待って差し上げましょう。倉庫に蝶蘭として来い。」

 プツ。プープープープー。