「そのサイズって何だよバカ!!」
「バカは余計だチビ」
「っっっ!!!!」
軽く涙目になっているチビ。
睨みあっていると、
「はーい、ケンカはしないでね〜」
と、兄さんが割って入ってきた。
「橋本は一人じゃろくに飯も食えないんだから、おとなしく預かられなさい」
「でもっ」
「金もかかんないし、場所もいらないし、お前に断れる口実もない。
…長いものには巻かれとけ」
私がそう言うと、橋本は渋々頷いた。
いつの間にか、皿にあったカレーは綺麗に無くなっていた。
私は手を合わせた。パチン、とわざと音を鳴らして。
「ご馳走様でした」
立ち上がって、机の上の皿を集める。
「………俺、戻れるかな……?」
ぽつりと橋本が呟いた。消え入りそうな、小さな声。
気がつくと、私の手はその声の主の頭をくしゃっと撫でていた。
「大丈夫、私が絶対戻して見せるから!」
ああ、と橋本は照れ臭そうに笑った。
ーーーーーさて、これからどうしましょう?
「バカは余計だチビ」
「っっっ!!!!」
軽く涙目になっているチビ。
睨みあっていると、
「はーい、ケンカはしないでね〜」
と、兄さんが割って入ってきた。
「橋本は一人じゃろくに飯も食えないんだから、おとなしく預かられなさい」
「でもっ」
「金もかかんないし、場所もいらないし、お前に断れる口実もない。
…長いものには巻かれとけ」
私がそう言うと、橋本は渋々頷いた。
いつの間にか、皿にあったカレーは綺麗に無くなっていた。
私は手を合わせた。パチン、とわざと音を鳴らして。
「ご馳走様でした」
立ち上がって、机の上の皿を集める。
「………俺、戻れるかな……?」
ぽつりと橋本が呟いた。消え入りそうな、小さな声。
気がつくと、私の手はその声の主の頭をくしゃっと撫でていた。
「大丈夫、私が絶対戻して見せるから!」
ああ、と橋本は照れ臭そうに笑った。
ーーーーーさて、これからどうしましょう?
